- 第八話
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- 赤倉感謝度=氏ね氏ね氏ね
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山縣法律事務所を訪れた先生に意味もなく同行する赤倉、
英語で打合せをしている一室を覗いて一言『完璧に世界が違いますね』
有働法律事務所もお前の棲む世界じゃない、良い加減に気が付け、さらに言及すればこの世も(以下同文
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第一回公判の帰り道『傍聴席でボーとしてる暇が有ったらさ、日雇いの仕事一つでもして事務所に金入れてくれ』
と先生に言われて不満顔の赤猿、さらに『文句が有るなら辞めろ』そしてロバと共に去る。
つまりお前は先生に文句が有って辞めるんだな。
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ところで、お前は先生の助手だと思い込んでいる様だが、実態はロバの助手だ、
要するに先生の助手の助手、武家社会で例えると家臣の家臣、つまりは陪臣。
陪臣の分際で大殿に直諫とは不届き千万、切腹など生温い、打ち首で氏ね。
- 赤倉役立度=氏ね氏ね氏ね氏ね
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灯油代を出さない吝嗇家、金が無いのなら次の様にして作れ
- 着てる服を質に入れろ、お前なんざ代わりに古新聞を体に巻いとけば十分だ。
- 近所にダンボールハウスを作れ、借家住いなら家賃が、そうでなくとも通勤交通費は浮くだろう。
- 食糧はコンビニやファストフード店の期限切れ廃棄食品を漁れ、餌代の節約だ。
- 汚い身形のホームレスに出入りされたら信用問題だ、有働法律事務所に二度と近寄るな。
目的と結果が違っているが気にするな、衣食住が足りればもう事務所に用は無いだろう。
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山縣法律事務所・拘置所・山縣邸それに東京国際交流館、何処へいくにも何故か先生に同行しているが
、鞄持ちも出来ないのか、見事な能無しだな。
- 赤倉求職度=氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
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- 検事秘書役立度=謝る
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台詞は『申し訳ありませんでした』だけ。
有働先生に惚の字になって、ロバと恋敵に…なりそうに無いな。
- その他雑感
- ワインのラベルと固定電話からの発信で真実に辿り着く有働、対して陽動・偽装を行う山縣。プロットは良かったが、
ラストが見覚え有るコロンボの話そのまんまで著しい虚脱感に襲われる、デジャビュだったら良かったのに。
- 第七話
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- 赤倉感謝度=氏ね氏ね
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先生にお茶を淹れて貰っても礼ひとつ言わず、自然に湯飲みを手に取る増上慢野郎。
恐縮の体を微塵も示さないが、いつの間にそんなに偉くなったのか。
- 赤倉役立度=氏ね氏ね氏ね氏ね
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聖和女子高校で吉田知佳に声を掛ける失意のストーカー、そこに知佳を狙う留美父の影、
赤倉が知佳を助ける事になるか、と思ったらパトカーが通り掛かる。
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行方不明の吉田知佳を探しまわる赤倉、『あそこだ』何か気付いたのか、お手柄の予感。
しかし知佳が自殺の場所として選んだ学校の校舎屋上には、先生が待ち伏せていた。
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どう転んでも役に立たない奴
別名赤倉俊哉
- 赤倉求職度=氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
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- 検事秘書役立度=もっと落ち着け
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声が上擦りすぎ、ベテラン弁護士の恐そうなおばちゃん相手では無理も無いか。
- その他雑感
- サイドストーリーの有働先生の過去話は既知の域を出ず、後味の悪さは第四話を凌ぐ。
前編での伏線と思われる諸々を多数無視、
脚本を前後編で別人が書いた、出来の悪いリレー小説のようだ。
- 第六話
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- 赤倉感謝度=氏ね氏ね氏ね
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前回に引続き先生が弁護する容疑者の有罪を口にする重度の健忘症患者。
『おれは許しませんよ彼女を殺した犯人、絶対許しませんから』やけに熱くなる赤倉。
犯人にしても、ストーカーチックに被害者を遠くから眺めていただけのお前に、
面と向かって『絶対許さない』と言われても『えーと、あんた誰だっけ』と困惑するだけだろう。
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そしてムキになる理由が『おれ好きでしたから、名前も電話番号も何も知らなかったけど』
詳しい経緯は判らないが、そこまで言うならいますぐ氏んで、
泉下でその想いを告げたらどうだろうか、尤も彼女が地獄に堕ちていないと逢えないが。
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押しかけバイトの癖に先生の弁護方針に従わない反逆人、自身が助けられた恩の忘却のみならず、
その後の助手活動で築いたと思われる先生との信頼関係も、ストーカー愛の前に脆くも崩れ去る、
先生もついに堪り兼ねて『いやなら辞めろ、猿の餌代が浮いてせいせいするわ』
本当に辞めろ、マジで辞めろ、ついでに氏ね。
- 赤倉役立度=氏ね氏ね氏ね
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事務所の宣伝ビラをベタベタ貼り付ける赤倉、お前は物を知らないな、
こういうのは興味をもった人がすぐ持って行けるように糊は点付けして剥し易くするのだよ、
何をやらせても役に立たない奴。後で回収するのも手間だったろうが自業自得だ。
しかしポスティングしてれば何の問題もなかったんだけどね。
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水川留美の四十九日法要を見守るストーカー、お前に言うべき事が二つ有る。
- 礼服が在るなら第四話の滝田光一の葬式でも着用しろ。
- 赤の他人が呼ばれてもいない法事に来るな、故人の友人である北野友恵に『気持悪い』と言われても当り前だ。
- 氏ね
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得体の知れない男を大して詮索すること無く家に上げてしまう父
『私も丁度留美の話が出来る相手が欲しいと思っていた所ですよ』
留美父よそれは見当違いだ、部活の様子を見ていただけの赤倉に語り合える話題など無い。
案の定留美父の話に相槌を打つこともままならず、トロフィーの数に感心する始末、
こんな男はさっさと蹴り出して、物言わぬ位牌に語り掛けた方がましだ。
- 赤倉求職度=氏ね氏ね氏ね氏ね
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バイト代が一銭も払われていない事が判明したが、それならなおさら本気で職を探せ。
- 検事秘書役立度=喋れ
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公式によると良子に敵意を抱いてるそうだが、二人の接点が未だになく、いつの時点でそうなったのか?
- その他雑感
- 初の二週に渡る話となったが、今まで本筋の組み立てに手一杯で他の肉付けが薄いと感じていたので、後半に期待大。