- 第五話
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- 赤倉感謝度=氏ね氏ね氏ね
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犯行現場で凶行の再現を試みる先生とロバ助手とその他一名。
ロバが崖下に蹴落とした乳母車を、結わえたロープで手繰り寄せる赤倉、
お前がやる必然性はないものの、その働きは評価しよう。
しかし感心したのも束の間、突然熊川麻美の有罪を主張。
貴様気でも狂れたのか、無能アルバイトの分際で先生の弁護方針に難癖を付ける許し難い暴挙、
しかし先生は人間が出来ている、やんわり窘めに掛かる、赤倉に過去を思い起こさせる台詞
『この手長猿がっ、忘れたか、お前は爆音を撒き散らしながら街中を走り回る猿だった、
目が合ったと云うだけで、なんの罪もない人間を殴り付けるような猿だった…でもお前は人殺しでは無かった』
この若年健忘症野郎が、常日頃から先生への感謝心が無いからこんな事を言われるのだ、
呼吸の仕方を唐突に忘れて氏ね。
- 赤倉役立度=氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
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テーブルにへばりついて呑気にテレビ観覧、
事務所の電話が鳴っても微動だにしない
アルバイトとは名ばかりの詐欺師、またの名を赤倉俊哉、
結局無給の花岡博士が電話に出る。
しかも良く見ると、予め電話から一番遠い座席を占めて小狡く職務放棄。
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拘置所へ接見に訪れた先生に何故か同行している赤倉、
依頼人にも『無駄に』と言われる始末、鋭いな熊川麻美。
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暴漢二名に襲われたロバ、柴田刑事曰く『暴力は必ず自分より弱い者の所へ行く、
あんた(有働)みたいな大男じゃなくて云々』、
しかし犯行手口は鉄パイプを武器に二人組が闇夜で不意打ち、
こんなもんに男女も上背も関係無いだろう、では何故か。
つまり赤倉駆除=憎き有働先生の利益=犯人マズー、
犯人は有働法律事務所の内部事情に詳しかったのだ。
そこで先に家路についた赤倉は見送り有能なロバ助手を襲撃、
我ながら名推理、見習い給え柴田君、そして赤倉は他の方法で氏ね。
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怪我の身を顧みずに出勤するロバ、
しかしそんな健気なロバに先生からの非情とも思える解雇通告、
そこで切れたロバが今までの貢献をアピールして出て行こうとする、
そりゃないんじゃない良子ちゃん、先生の心遣いが解らないのか。
赤倉には至極当然の解雇通告、低声で『えっ』と発した後絶句する猿、
お前には言うべき台詞は無いよな、少しは自分の立場を弁えているらしい。
しかしもっとしっかり弁えて氏ね。
- 赤倉求職度=氏ね氏ね氏ね
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氏ね氏ねメータは上がる一方、それに比べてこの項目の存在意義は薄くなる一方。
- 検事秘書役立度=落ち着け
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- その他雑感
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証人尋問から一気に自らの推理披露、
証拠と称して殺害されたとする赤ん坊を抱いたロバを法廷に闖入させ、証人を刑事告発、
さらに被告人の罪状を訂正、まさに有動先生の独擅場、主人公だから当然か。
しかし他のキャラやストーリーに際だった物は見当たらず、
見せ場が主人公の活躍だけじゃドラマとしてちと寂しい。
- 第四話
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- 赤倉感謝度=氏ね氏ね
- 葬式に革ジャンとジーンズで参列する場違いなチンピラ一匹、
告別式どころか通夜ですら非常識だろう、
しかも両手をポケットに突っ込んで出棺を御見送り
、気の荒い遺族に蹴倒されて氏ね、先生の顔に泥塗ってんじゃねえよ。
しかし何故先生もこんなのを連れて来るのか、赤倉が指を差されたら
いきなり他人の振りをする心算なのか、やりそうではあるが。
- 赤倉役立度=氏ね氏ね氏ね
- 有働法律事務所にやって来た滝田光一に、先生の指名でお茶を出す赤倉
『おじいさん、アカクラがアカクラが役に立ったわ』お前もやれば出来るんだな。
花岡博士がカツ丼を所望すると、ちゃっかり先生からゴチになるハイエナ。
普通上司(この場合雇主か)が奢ってくれる食事には、
仕事の慰労といった意味合いが含まれていると思うが、
赤倉は茶を一杯汲んだだけ、ただそれだけでカツ丼をゲット、
恥も外聞も無い男、それが赤倉俊哉・二十歳・元不良・氏んで由。
あいも変わらず裁判の傍聴席に陣取る役立たず、
何回も言うのは嫌なのでこれっきりにするが、
ロバにとっては今後の仕事の糧となると思うが、
腰掛けお茶汲みのお前のには何の足しにもならんだろう、何をしに来てるのかさっぱり解らん。
- 赤倉求職度=氏ね氏ね
- 楽でおいしいバイトで良かったね、だがお前は自分の口で言ったのだ
『次の仕事が決まるまで』と、何月何日迄と期日を切った訳ではないが。
しかし、このままじゃお前に対する不信感は回を追う毎に深まって逝くばかり。
先生『赤倉、あっちの方はどうなってる』
赤倉『それが、傷害の前科のせいか面接すら・・・』
先生『馬鹿猿が、そんなもん履歴書に正直に書くからだ、書かなくても法律上問題無し』
そんな会話は無いのか、赤倉は兎に角氏ね
- 検事秘書役立度
- なんじゃこりゃ、佐野悠美か気になってきたぞ。
- その他雑感
- 命と引換に身の潔白を証明する、なら良く有る話だが、
自殺で有罪を証明しようとする滝田息子、しかし殺すのは演出的に疑問だった。
致死傷を負いながら超人的な働きで息子を庇った滝田父が、
あの世で息子に逢ったらどんな顔をするだろうか、
かなり後味悪い話だった。
『子どもを愛さない父親なんていない、愛し方が旨いか下手かそれだけだ』
- 第三話
- 赤倉感謝度=氏ね
- 特に何もないが、取り敢えず氏ね
- 赤倉役立度=氏ね氏ね氏ね氏ね
- 法廷シーンで傍聴席でロバと並んで座るチンピラ、
これだけ話題性の有る事件だと傍聴券を手に入れるのも一苦労だろうが、
暇なお前にゃー関係ないか。
有働法律事務所の浮沈に人生が掛かるロバと違って、腰掛け助手のお前には
先生が法曹界の中で評判を上げようが落とそうが関係なかろうに。
やっぱりあれか、寄生虫としては宿主の健康状態は要チェックって訳か、このサナダ虫が
虫下しで氏ね。
- 赤倉求職度=氏ね
- 今だ毛の先程も素振りを見せず、なんとしても氏ね。
- その他雑感
- 冒頭希役の酒井美紀登場、『行け先生、冤罪を雪げ』と思って見てしまう、
丁度時代劇で悪人面の役者が登場すると、
『綺麗事いってんじゃねえこっちはもうお前が犯人だとわかってるんだよ』
と思うのと同じやね。
ところがどっこい判決は無期懲役、そのからくりは希が極悪強盗殺人犯だったと。
佳作とは言えないかも知れないが、間違い無く傑作だよこのドラマ、
後はあのダニが居なけりゃいいのに。
- 第二話
- 赤倉感謝度=氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
- 有働法律事務所に腰掛け就職を果たす寄生虫野郎、
『なんの能も無い自分ですが、命一つ投げ出す覚悟で御役に立ちます、
勿論給金なんて要りません夜間バイトでもなんでもして生活費は捻出します』
位のことは言えんのか、この穀潰しが!!
- 赤倉役立度=氏ね氏ね氏ね氏ね
- 朝一番でやってきて掃除でもしろよ。
電話の取り次ぎも出来ないのに出る馬鹿野郎、
相手の名前と用件位聞いて挨拶しろよ、
ロバならしっかり知っているだろうから良く教わっておけ、やる気の無い奴に何をいっても無駄か。
少年の捜索もポーズだけ、やれやれ。
- 赤倉求職度=氏ね
- 何もしていない、一見何も無し=プラマイ0と思うかも知れないが、
それだけこいつの吸血生活が続くわけだから、やはり氏ね。
- その他雑感
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- 第一話
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- 赤倉感謝度=生きろ
- あまり記憶に無いんだがそれなりに感謝していたと思う。
まさか次回以降も登場するとは思っていないから注目してねーよ、
それなのにまさかあれ程の悪逆非道振りを発揮するとは、夢想だにしなかった。
- 赤倉役立度
- 不可能
- 赤倉求職度
- 不可能
- その他雑感
- 『そのしもぶくれのロバ面を、俺の手で絶世の美女に変えてやる』最高。
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